ブルーライトは、よくない!
なんて言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
でも、どんなことによくないか知らない人も多いのではないでしょうか。
知らないではすまないくらいの悪影響をおよぼしてしまう場合があるようなので、
まとめてみました。
ブルーライトは身近なものから出ている
最近になって、『ブルーライト』という言葉をよく聞くようになりましたが、
それは、LEDの普及に関係しています。
実際には、太陽光や白熱灯などにもブルーライトは含まれているのですが、
とくにLEDとつくものには、多く含まれているようです。
身近なものでみてみると、スマートフォンやパソコンのLEDディスプレイなどには、
とくに多く含まれています。
ですから、パソコンをするときのために、『ブルーライトカットメガネ』なんてのも
売られています。
また、現代は、省エネ化が進んでいて、LED照明器具が普及しています。
このことによっても、ブルーライトに触れることが増えてきました。
ブルーライトの影響で睡眠障害に?
ブルーライトによる悪影響の1つには、睡眠障害があります。
通常は夜になると、体内時計のはたらきかけによって、睡眠ホルモンと呼ばれる
メラトニンを分泌して、からだはだんだんと睡眠へと向かっていきます。
この反対に、朝、太陽の光を浴びると、体内時計がリセットされて、メラトニンの分泌が
止まることによって覚醒し、目が覚めます。
そして、目覚めてから、14~16時間後に体内時計のはたらきによって、再びメラトニンが
分泌され、自然な睡眠へと導かれるのです。
これが、睡眠と覚醒の流れになっています。
しかし、夜に強いエネルギーをもっている、ブルーライトを浴びると、体内時計のはたらきが
くるってしまいます。
体内時計がくるってしまうと、メラトニンの分泌が抑えられてしまうので、
睡眠へと向かう過程を妨げるようになってしまうのです。
これが、ブルーライトの影響による睡眠障害なのです。
睡眠障害がもたらすさらなる悪影響とは?
ブルーライトによる睡眠障害は、それだけにとどまらず、さらなる悪影響を及ぼします。
よく眠れなければ、疲れはとれませんから、日中も疲れている状態になってしまいます。
また、うつ状態と睡眠時間は深い関係にあるので、十分な睡眠時間がとれないようだと、
うつ病にも発展する可能性があります。
さらに、寝ているときに、免疫細胞の活動が促進されるので、深い睡眠がとれないと、
免疫力が低下し、がんにもなりやすくなってしまうのです。
このように睡眠障害がもたらす悪影響は、大きく広がってしまいます。
そのためにも、夜にブルーライトを浴びないようにすることが重要になります。
寝る時間の2~3時間前からは、スマホやパソコンの画面を見ないようにして、
少しでもブルーライトの影響を受けないようにしましょう。
寝不足だけではなく、実は寝すぎも良くありません…。
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まとめ
ブルーライトは、LEDディスプレイやLED照明などに多く含まれています。
最近では、かなり身近になってきましたが、睡眠障害の原因になっています。
ブルーライトは、太陽の光に似ているので、夜にブルーライトを浴びると、体内時計が
くるってしまい、睡眠障害を引き起こす可能性があります。
さらに、睡眠障害が、うつ病や免疫の低下、がんなどの原因にもなることが
わかってきたようなので、注意が必要です。
寝る2~3時間前は、ブルーライトを浴びないようにしましょう!!