高血圧の対策として、適度な運動することがすすめられています。
適度な運動は、心臓や肺のはたらきを強化して、血圧を下げる効果があります。
とくに、酸素を取り込みながらおこなう有酸素運動がおすすめなので、
ウォーキングをしている人も多いのではないでしょうか。
しかし、高血圧の人には避けた方がいい時間帯もあるようです。
そこで、ウォーキングをやってはいけない時間帯や食事で気をつけることについて
まとめてみました。
高血圧の人がウォーキングをやってはいけない時間帯とは?
いくらウォーキングが高血圧の改善に効果があるといわれても、
やってはいけない時間帯があります。
それは、
朝!!
朝起きてすぐにウォーキングに出かけるという人もいるでしょう。
早朝は気持ちがいいですし、さまざまな効果があります。
●太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされる
●幸せホルモンと呼ばれる『セロトニン』が分泌される
など朝のウォーキングがおすすめされる理由がいろいろあります。
しかし、高血圧の人は注意が必要です。
実は、高血圧の人にとっては、朝のウォーキングは危険度が高いのです!!
なぜなら、血圧は早朝に高くなりやすいからです。
高血圧の人は、もともと血圧が高いので、さらに高い状態になっているということは
かなり危険な状態にあるのです。
ですから、朝起きてすぐのウォーキングは避けるようにしましょう。
ウォーキングに出かける前に
朝にウォーキングをおこないたい場合には、朝起きてすぐの時間帯は避けた方がいいので、
朝食を摂って少しからだを休めてからウォーキングに出かけましょう。
逆に、朝は仕事の都合などでゆっくりしてられないという人も多いと思いますので、
その場合には、夕方や夜におこないましょう。
ただし、寝る直前におこなうと、からだが興奮してしまって睡眠に影響が出るので、
寝る2時間前には、終わるようにします。
いづれにしても、続けることで効果があらわれてきますので、無理なく続けられる
時間帯を選ぶことがおすすめです。
しかし、注意点としては、ウォーキングの前には必ず準備運動をおこない、
体調がすぐれない場合は中止する必要があります。
また、心配な場合には医師の指示を得るようにしましょう。
塩分の摂りすぎになっていませんか?
運動で血圧の改善を図るだけでなく、普段からの生活習慣も改善できる点があるのなら、
改善していく必要があります。
血圧が高くなる原因には、
●塩分の摂りすぎ
●ストレス
●たばこ
●運動不足
などがあります。
この中でも、とくに意識が必要なのが、塩分の摂りすぎです。
高血圧を気にして、日本食中心に変えたなんて人は要注意!!
なぜなら、日本食は栄養バランスのとれた食材を多く使っているのですが、
調味料で使われているみそ、塩、しょうゆなどが塩分を多く含んでいるからです。
ですので、思わず塩分を摂りすぎている場合がありますので、気をつけましょう。
まとめ
朝は、血圧が高いので、もともと高血圧の人だと、より高くなっている状態なので、
ウォーキングに出かけるのは危険です。
朝食後休んでからや夕方、夜におこなうようにしましょう。
心配な場合は、医師に相談する必要があります。
また最近、日本食に変えたという人は、塩分を摂りすぎている場合があります。
日本食は意外と塩分が高いので要注意!!