神社での輪っかのくぐり方は?その意味や絶対にやってはいけないこととは?!

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神社に参拝に行ってみると、拝殿の前に何やら輪っかになっているものが・・・

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くぐるであろうことはわかりますが、ここは神社です。

「正しいくぐり方があるだろう?!」

と思いますよね。
そこで、神社での輪っかのくぐり方やくぐる意味などについてまとめてみました。

神社での輪っかのくぐり方とは?!

神社での輪っかのくぐり方

輪っかは合計で4回くぐります。
くぐる前に一礼するのを忘れないようにしましょう。

1回目

1.輪っかの手前で一礼します。
2.左足から輪っかをくぐり、左回りで元の位置に戻ります。

2回目

1.輪っかの手前で一礼します。
2.右足から輪っかをくぐり、右回りで元の位置に戻ります。

3回目

1.輪っかの手前で一礼します。
2.左足から輪っかをくぐり、左回りで元の位置に戻ります。

4回目

1.輪っかの手前で一礼します。
2.拝殿へと進みます。

その後は、拝殿前で一礼して、二拝二拍手一拝で参拝します。
最後に一礼して終わります。

輪っかをくぐる意味とは?

なぜ、あの輪っかをくぐるのかですが、輪っかをくぐることは『茅の輪くぐり』
と呼ばれて、罪や穢れをはらうために行うのです。

日々の生活において、自分では正直に生きているつもりでも、ついつい悪しきことを
考えたり、

「これくらいいいかな・・・」

なんて、つい悪いと思いながらもやっちゃうことってありますよね。
このように、いろいろな罪や穢れがついてしまうのです。

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この罪や穢れをはらう茅の輪くぐりで、『大祓(おおはらえ)』と呼ばれる神事です。
1年の内に2回あり、6月末から7月にかけて行うものを『夏越(なごし)の祓』
と呼ばれています。

ちょうど半年が過ぎるので、半年間にたまった罪や穢れを落とし、
半年間無事に過ごせたことを感謝し、残りの半年の無病息災を祈るために行います。
また、12月末に行うものを『年越の祓』と呼ばれています。

知らず知らずのうちについてしまう罪や穢れをしっかりと落としましょう。

絶対にやってはいけないこととは?!

とにかくやってはいけないこととは、茅の輪の茅を引き抜いて持ち帰ることです。

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もし、持ち帰ってよいものだとしたら、

『ご自由にお持ちください。』

と書いてあるはずです。
書いてなければ、だめでしょう。

これは、当たり前のことですが、この茅を持ち帰るのは本当にヤバいんです。
なぜなら、多くの人がここで罪や穢れを落としていくからです。

つまり、この茅を持ち帰るということは、多くの人が落としていった罪や穢れを
持ち帰ってしまうことになるのです。

せっかく自分の罪や穢れを落としたのに、今度は他人のものまで持ち帰ってしまうなんて、
かなりヤバいですよね!!

たから、絶対に茅を持ち帰ってはいけないのです。

まとめ

神社にある輪っかをくぐることは、『茅の輪くぐり』と言われていて、
日常生活での罪や穢れを落とすことができます。

6月から7月にかけての茅の輪くぐりは、『夏越の祓』と呼ばれています。
半年間の罪や穢れを落とし、半年間の無事を感謝しましょう。

茅の輪の茅は、多くの人の罪や穢れがついているので、絶対に持ち帰らないように
しましょう。

半年間の無事をしっかり感謝して、残り半年の無病息災を祈願しましょう!!

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