ファミレスなどで食事をするときや、スーパーやコンビニで食品を選ぶとき、
一番意識するものはなんでしょうか?
「カロリー!!」
と即答するあなたは、痩せたいと思っていても、痩せられてないんじゃないですか。
その原因をまとめてみました。
カロリーだけで太るわけでなない!
カロリーを気にする人の頭の中では、
『カロリー = 太る』
という関係ができあがっているのだと思います。
まずは、この関係を崩すことから始めましょう。
たしかに、カロリーの高い食事をずっと続けていれば太ります。
だからといって、カロリーを低く抑えれば太らないかというと、そうではないのです。
実は、カロリーの低い食事をしていても、脂肪はつくられるのです。
その一番の原因は、糖質の摂り方にあります。
カロリーが低くても、砂糖のような血糖値を速いスピードで上げる糖質をたくさん摂れば、
インスリンがどんどん分泌されて、脂肪がつくられるのです。
逆に、このような糖質を摂らないようにしてれば、ある程度カロリーが高い食事をしても
太ることにはつながらないのです。
カロリーを考える前に!
カロリーを考えるときに、一番考えないといけないことは、
摂取したカロリーをエネルギーとして消費できるか?!
ということです。
ようは、摂った分だけ燃やせれば、必要以上に脂肪が蓄積することはないのです。
太るということは、摂った分を燃やせていないということです。
では、カロリーを消費するためには、どうすればいいのでしょうか。
カロリーを消費するために重要なポイントとなるのは、筋肉の量なのです。
筋肉の量が多いほど基礎代謝が高くなります。
つまり、寝ていても消費されるカロリーが多いということです。
そして、筋肉はたんぱく質でつくられます。
ですから、筋肉のもとになるたんぱく質をしっかり摂ることが必要になります。
そうでないと、いくら食事を低カロリーにしても、その影響でたんぱく質が
不足してしまっては、低カロリーにしている意味がなくなってしまうのです。
カロリーだけで太りにくさは判断できない?!
600キロカロリーの食事が2種類あります。
あなたは、どちらの食事が太りにくいと思いますか?
①お肉を中心としたメニュー
②パンと果物のメニュー
パッと見は②のメニューの方が太りにくいように見えますが、実は①のメニューの方が
太りにくいのです。
栄養素の面からみると、
①:たんぱく質中心のメニュー
②:糖質中心のメニュー
となっています。
たんぱく質と糖質では、それぞれを分解、消化、吸収つまり代謝に必要なエネルギーは
たんぱく質の方が大きくなります。
つまり、同じカロリーだとしてもたんぱく質中心のメニューの方が太りにくいのです。
このようなことも意識しながら、食事を選ぶことで思うような結果を得られることに
つながるのです。
まとめ
カロリーだけで、食事や食品を選ぶのはやめましょう。
カロリーが低くても、糖質が多かったり、基礎代謝に必要な筋肉をつくるたんぱく質が
不足していると、カロリーの消費が落ちてしまいます。
また、同じカロリーの食事でも、栄養素の面からみると、太りやすいメニューと
太りにくいメニューがあります。
カロリーを減らせばいいわけではなく、栄養のバランスなどからも食事を選ぼう!!