『夕食は、寝る2時間前にはすませた方がいい。』
ということを聞いたことがあるでしょうか。
夜遅い食事は、健康のためにもあまりよくないといわれています。
でも、残業や夜のお付き合いなどで、遅い食事になってしまうこともありますよね。
管理人は、仕事の都合でいつも夜の11時過ぎになってしまいます。
少しでも、からだの負担を減らせるようにするには、どうしたらいいのかまとめてみました。
夜遅い食事が受ける影響はどこ?
夜遅い食事が影響を与えることに、『睡眠』があります。
睡眠は、時間を長くとればいいというものではなくて、質が重要になります。
質の良い睡眠をとるためには、夜遅い食事の場合、注意しなければならないことがあります。
それは、脂肪分の多いものは、できる限り避けるということです。
なぜなら、副交感神経のはたらきを鈍らせてしまうからです。
また、脂肪分の多い肉の場合は、消化するのに約4時間もかかるのです。
もっとおどろきなのは、バターは消化するのに、約12時間、半日もかかって
しまうのです。
その間、内臓は休まず動きつづけるので、夜遅くにこのようなものを食べると、
寝ている間中、動き続けることになるのです。
こんな状態で、質の良い睡眠がとれると思いますか?
とれませんよね。
ですから、夜遅い食事の場合は、食べるものなどに気をつける必要があるのです。
夜遅く避けた方がいい食べ物は?
1日の仕事が終わって、夜の食事は楽しみですよね。
また、肉や天ぷらなどの油っこいものがおいしいんです。
そして、ついつい食べ過ぎてしまうこともあるでしょう。
私は、この食べ過ぎることが多くあります。
しかし、どうしても脂肪分の多い食事では、消化吸収に時間がかかってしまいます。
その結果、翌朝、胃がもたれてしまうことが多々あります。
さらに、目覚めもあまりよくなく、疲れている感じがします。
その反対に、消化吸収が早いのは、脂肪分の少ない食事になります。
卵や果物などは30分~2時間程度で消化することができます。
また、調理方法を工夫して、煮たり蒸したり、ゆでることで消化を高めることができます。
質の良い睡眠をとるために!
消化吸収が早いのは、脂肪分の少ない食事になります。
卵や果物などは30分~2時間程度で消化することができます。
また、調理方法を工夫して、煮たり蒸したり、ゆでることで消化を高めることができます。
疲れがとれないと思ったときは、消化のいいものを食べるようにしましょう。
それすれば、消化吸収に使われるエネルギーが少なくてすみます。
実際、病気のときは、おかゆを食べますよね。
これは、消化吸収に使うエネルギーを少なくして、からだを休めるためなのです。
すると内臓もしっかり休むことができます。
そうすれば、脳、からだ、自律神経を同時に休めることができますので、
質の良い睡眠をとることができるのです。
質の良い睡眠がとれれば、多少睡眠時間が短くてもからだを回復することができます。
とくに、残業でいつも帰りが遅い人は、短い睡眠時間になる傾向が強いでしょうから、
質の良い睡眠がとれるようにしたいですね。
逆に、質が悪ければいくら寝ても疲れがとれないでしょう。
もし、朝起きてからだの疲れがとれてないと感じるような場合には、
前夜の食事を思い浮かべてみましょう。
脂肪分の多い食事が多かったと思われるようであれば、改善していきましょう。
まとめ
夜遅い食事は、睡眠に及ぼす影響が非常に大きくなります。
眠っているつもりでも、内臓は消化吸収にエネルギーを使うことになり、
からだ全体として休まっていません。
この睡眠では、質の良い睡眠とはいえず、翌日疲れが残る可能性があります。
これを防ぐためにも、夕食は早めにとるか、どうしても夜遅くなる場合には、
消化吸収の良い低脂肪の食事をとるようにしましょう。
夜の食事を見直して、質の良い睡眠をしっかりとろう!!