熱中症の症状で頭痛があらわれたときの対処法やどれくらい続くのか?

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日中の気温が20℃を超えてきて、夏がすぐそこに感じますね。
最近の夏は暑い日が多く、熱中症には注意が必要です。

熱中症は、体内に熱がこもったり、大量の汗をかくことによって、
体内の水分や塩分が奪われたりすることで引き起こされる症状です。

症状によっては、命の危険もある怖い病気です。
今回は、症状で頭痛があらわれたときに、注意すべき点をまとめてみました。

  

熱中症の症状で頭痛があらわれたら

熱中症の症状で頭痛があらわれたら、それは『熱疲労』かもしれません。
熱中症の症状としては、中程度でけっこう悪い状態になっています。

これが、さらにひどくなると『熱射病』になってしまい、命の危険が
生じてきます。

ですので、早い段階で適切な処置をすることが必要になります。

熱疲労になる原因としては、大量に汗をかいて、水分の補給が追いつけず、
身体が脱水状態になることで起こります。

その他の症状としては、

●全身倦怠感
●吐き気や嘔吐
●集中力や判断力の低下

などがあります。
このような症状があらわれたら、注意しましょう。

症状があらわれたときの対処法

まずは、体内にこもった熱を冷ますためにも、涼しい場所へ移動しましょう。
屋外であれば、風通しのよい日陰などへ移動します。
室内へ移動できる場合は、クーラーの効いている部屋へ移動します。

移動したら、衣服をゆるめ、身体の熱を逃がしましょう。
うちわなどであおり、風を送ってあげると効果的です。

次に水分補給です。
『熱疲労』の症状は、脱水状態になっているので、水分補給をします。
ここで重要なのは、補給するのは、水分だけでなく、塩分の補給も必要なことです。

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ですので、経口補水液やスポーツドリンク、0.1~0.2%の食塩水などを
補給します。
もし、手元にない場合には、塩飴や梅干しなどの塩分を含むものを摂取します。

水分補給が終わったら、足を高くして、寝かせます。
このとき、濡れタオルなどで、首にある頸動脈やわきの下、太ももの付け根の動脈を
冷やすと効果があります。

もし、意識がはっきりしていなかったり、自分で水分の摂取ができない場合は、
すぐに医療機関に連れていく必要があります。

症状はどれくらい続くのか?

熱中症から回復したと思っても、1週間くらい症状が続くこともあるようです。
これは、1度からだの調節機能などのバランスが崩れてしまうと、元の状態に
回復するのに時間がかかってしまうからです。

もし、このバランスが崩れている状態で、再び無理をしてしまうと、
再度、熱中症を引き起こす可能性があります。

さらに、熱中症は症状が進んでいきますので、重篤な『熱射病』にかかってしまうと、
命を落とす危険もありますので、絶対に無理をしないようにしましょう。

早く回復させたいのはもちろんだと思います。
そのためには、質の良い睡眠と、しっかりと栄養を摂ることです。

あせらず生活習慣を整えて、体調を回復させましょう。

まとめ

暑い日に大量の汗をかき、頭痛がしてきたら、それは『熱疲労』かもしれません。
涼しい場所へ移動し、水分と塩分を補給しましょう。

あまり意識がはっきりしないときや、水分補給ができない場合は、
すぐに医療機関に連れていきましょう。

1週間くらい症状が続くこともあり、無理をすると症状が進行することが
ありますので、質の良い睡眠と栄養を摂ることが重要です。

早目の回復のためにも、生活習慣を整えて、体調を万全にしましょう!!

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