ぎっくり腰による腰痛から、なかなか解放されない管理人です。
腰痛で、野鳥撮影にも行けないので、カメラについて考えてみました。
今回考えてみたのは、野鳥撮影のカメラについてです。
この前、甲武信ヶ岳に行ったときに、悔しい想いをしたからです。
それは、
『ルリビタキがすぐそこにいるのに、コンデジしかない!!!!』
超望遠が可能なコンデジならOKですが、持って行ったのは中望遠のズームが
可能なコンデジだったので、まったく歯が立たず・・・
地元では、『新緑とルリビタキ』を撮影することができないので、
非常に残念な思いをしました。
そこで今回、野鳥撮影におすすめのカメラについて考えてみました。
野鳥撮影におすすめのカメラは?
何も考えずにおすすめのカメラと言われれば、デジタル一眼レフと超望遠単焦点レンズの
組み合わせです。
メリットとしては、
●高画質
●高感度特性
●オートフォーカス精度
●動体へのオートフォーカス追従性能
など非常に優れています。
しかし、デメリットもあります。
●機材が高価である
●機材が重い
これらが非常にネックになります。
機材は、100万円以上になりますし、カメラ、レンズ、三脚で5kgを越えます。
車から撮影ポイントまでの距離が近いのならいいかもしれませんが、歩く距離があると
機材の持ち運びに苦労するでしょう。
また、じっくり三脚を立ててカメラを構える撮影スタイルならいいですが、
歩き回りながら撮影するスタイルだと向いていません。
管理人の撮影機材は?
普段管理人が、野鳥撮影に使用しているのは、
●EOS60D + EF400mm F5.6L USM
移動時はリュックに入れていますが、山などを歩き始めたら、首にかけていつでも
撮影できる状態にしています。
重量は約2kgで、金額としては、数十万円かかりました。
重すぎはしませんが、長時間首に下げているのとつらくなります。
先日の甲武信ヶ岳は行動時間約7時間でしたので、持っていくのをあきらめました。
しかし、持って行かないと写真を撮ることができません。
当たり前ですが・・・
ですので、機材を選ぶときには、自分の撮影スタイルをよく考える必要があります。
管理人は、歩きながら撮影するスタイルです。
一か所にじっとしてるのが性に合わないもので・・・
歩きながらこんなシーンに出くわしたら撮影します。
(かなりトリミングしてます。)
ですので、今の機材の組み合わせの重量が限界だと感じています。
また、本格的な登山に持っていくのは、ちょっと無理です。
初心者がカメラを選ぶポイントは?
これから野鳥撮影を始めるので、自分の撮影スタイルもよくわかっていないという人は、
最近登場した『ネオ一眼』と呼ばれているカメラから始めるのがおすすめです。
一見すると一眼レフカメラのように見えますが、レンズ交換はできません。
上記の機材と比較してのメリットは、
●低価格で超望遠撮影ができる
●軽いので持ち運びやすい
この点が非常に優れています。
その反面、デメリットとしては、
●センサーサイズが小さいので、画質がいまいち
●高感度撮影に弱い
●オートフォーカスが遅い
などがありますが、初心者のころはあまり気にならない点かもしれません。
やはり、デメリットよりもメリットの方に目を向けた方がいいでしょう。
初心者が野鳥撮影のカメラを選ぶポイントは、
●カメラを持っていけること
●野鳥をそこそこ大きく撮れること
カメラを持っていけなければ、どんなに経験を積んだ人であっても写真を撮ることは
できません。
また、野鳥撮影していても、豆粒ほどの大きさでしか撮れなかったら、
面白くありませんよね?
せっかく撮影するのなら、できる限り大きく撮れた方がいいと思います。
ネオ一眼は、焦点距離が1000mmを越えるので、手軽に超望遠撮影を
楽しむことができます。
まず、ここから初めて、その後に自分の撮影スタイルに合わせた機材へと
買い換えていくことがおすすめです。
初めの一歩を踏み出さないと、わからないことが多いですからね。
まとめ
野鳥撮影初心者におすすめのカメラは、『ネオ一眼』と呼ばれるカメラです。
低価格で超望遠撮影が可能なのが特徴です。
一眼レフカメラと比べると、画質が劣る、オートフォーカスが遅いなどの
デメリットがありますが、まずはカメラを持ち出し、超望遠撮影が楽しめることを
優先した方がいいでしょう。
野鳥撮影は楽しいですよ!!