お子さんに、こんなことがあてはまりませんか?
●甘いものが好き
●ジュースをよく飲む
●スナック菓子をよく食べる
最近、なんか子どもがイライラしやすいなんて、感じることがあるようなら、
これらのことが原因かもしれませんよ。
子どものイライラの原因は?
イライラの原因のひとつに糖質のとりすぎがあります。
ですから、甘いものを食べたり、飲んだりすることが多い場合には、
注意が必要です。
では、糖質をとりすぎると何が起こるのか?
まず、血糖値が急激に上昇します。
そして、血糖値が上昇すると、すい臓からインスリンを分泌して血糖値を下げます。
このとき、眠気やだるさが起きる場合があります。
また、血糖値が下がると脳にブドウ糖が供給されなくなるなります。
すると脳は、「これはヤバい!」と判断して、慌てて血糖値を上げようとします。
このため脳内では、血糖値を上げるホルモンのアドレナリンやノルアドレナリンを
分泌して血糖値を上げようとするのです。
このアドレナリンが、イライラや怒りなどの原因だったのです。
子どもの姿を見てみよう!
子どもがゲームをしながら、イライラしている姿を見ると、
「好きなことをしてるのに、なに怒ってんだよ!」
なんて、思っちゃいますよね。
ゲームはストレス解消のためにやってるのにと思うのですが、
なぜかイライラしながらやってるんですよね。
そんなときは、子どもがゲームをしている姿を見てみましょう。
もし、ゲームをしながら、お菓子を食べて、ジュースをがぶがぶ飲んでる
なんてことがよくあるようなら要注意です!!
これでは、どう見ても、糖質のとりすぎになりますよね。
ただ、とりすぎには、それなりの理由があったのです。
ゲームとお菓子のヤバい関係とは?!
実は、アドレナリンやノルアドレナリンが分泌されたときには、
イライラだけでなく、怒りや攻撃性を高めたりします。
また、ノルアドレナリンは不安、恐怖が強くなりやすいのです。
ですから、アドレナリンやノルアドレナリンの作用は、精神的に不安定な状態を
引き起こします。
そして、これらの不安定な気持ちを落ち着かせようとして、甘いものが
欲しくなるのです。
ところが、食べてもまたインスリンが分泌されて、血糖値の乱高下を繰り返すことになり、
精神的な安定を得ることはできないのです。
しかし、本人はそんなことは知らないので、欲しいがままに甘いものに手をのばし、
糖質の摂取を繰り返してしまい、とりすぎへとつながっていくのです。
さらに、最近のゲームは他人とつながることができ、楽しみが広がるのですが、
逆に、ゲームの中での人間関係で精神的な不安定を招く場合もあります。
すると、甘いものへと手がのびてしまう可能性が高まります。
ゲーム自体が悪いわけではないのですが、ゲームをプレイしているときには、
ついお菓子を食べたり、ジュースを飲みたくなるので、甘いものをとりすぎる
可能性も高まるので、ヤバい関係にあるといえるのです。
まとめ
糖質のとりすぎは、イライラを招く要因になります。
ゲームをプレイしていると、ついお菓子やジュースに手がのびやすくなりますので、
糖質をとりすぎる可能性が高まるヤバい関係にあります。
子どもがゲームをプレイしているときは、食べたり、飲んだりしない方がよさそうですね。
ゲームをするか、飲み食いするかはっきりわけましょう!!