たけのこの注目すべき栄養素とは?食べすぎには注意が必要?

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当たり年のときには、あちらこちらからおすそ分けをいただくことのある
たけのこですが、食べる機会が多いと、ふと思うんですよね。

「たけのこって、栄養あるのかな?」

つい、あの立派に成長した姿を見ると、あまり栄養がなさそうに見えてしまいます。
しかし、あなどってはいけません。

実は、すごい栄養素を持っているのです。

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たけのこの注目すべき栄養素とは?

たけのこの注目すべき栄養成分は、第6の栄養素といわれる
『食物繊維』です。

たけのこの食物繊維は、不溶性食物繊維なので、
水に溶けない性質を持っています。

この性質を持っているめ、腸の中に入ると、
水分を吸収してふくらみます。

このとき腸内の老廃物や有害物資をいっしょに吸着します。
そして、いっしょに吸着したまま、体外に排出するため、
大腸がんの予防に役立ちます。

さらに、コレステロールの吸着をさまたげるため、
動脈硬化を予防する働きもあります。

体内の不要なものを排出する、強力なデトックス効果が
期待できるのが、たけのこの注目すべき栄養素なのです。

その他の栄養素は?

その他の栄養素としては、カリウムやチロシンがあります。
これらの要素も体にとって素晴らしい作用があります。

カリウムは、人体に欠かせないミネラルのひとつで、
ナトリウムの排出を促します。

この働きによって、高血圧の予防やむくみの解消に効果があります。
ナトリウムを取り過ぎてると思ったり、むくみを感じる場合は、
たけのこを食べて、カリウムを摂るといいでしょう。

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チロシンは、脳を興奮状態にして、やる気を起こさせるドーパミンや、
脳を緊張状態にして、集中力を高めるノルアドレナリンの材料となります。

ドーパミンやノルアドレナリンが脳内で不足すると、無気力や無関心を
引き起こし、うつ状態となります。

この状態を改善する効果があるのがチロシンになります。
もし、最近やる気が出ないと感じるようでしたら、
チロシンが不足気味かもしれないので、たけのこを食べてやる気を出しましょう。

食べすぎには注意が必要?

いくら体にいいからといっても、食べすぎるのはよくありません。

特に、胃腸が弱い人はご用心!
繊維のかたいものを食べすぎると、胃腸をこわてしまうだけでなく、
胃腸が弱体化してしまうことによって、できものができる場合もあります。

また、たけのこにはシュウ酸が多く含まれています。
このため、尿路結石を発病してしまう原因になります。

特に、男性は尿路結石を発症しやすいので注意が必要です。
予防策としては、シュウ酸は水に溶けやすいので、
水分をたくさんとって、体外に排出してしまいましょう。

ただ、たけのこを食べるのも旬の時期で、年中食べ過ぎる人は
あまりいないでしょうから、気にしすぎなくてもいいかもしれませんね。

まとめ

たけのこには、いろんな栄養素が含まれています。

●食物繊維 
大腸がんや動脈硬化の予防

●カリウム
高血圧の予防やむくみの解消

●チロシン
うつ状態の解消ややる気を向上させる

ただし、なんでもそうですが、食べ過ぎはよくありませんので、
適量を美味しくいただきましょう!!

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