日差しが強くなってくると、日焼けが気になりますよね。
もちろん、紫外線対策として、UVカットクリームなどを使っていると
思いますが、体の外だけでなく、内からも対策すればより効果的ですね。
内からとは、体内からのことです。
食べ物には、日焼け対策になるものもあるので、ご紹介していきたいと思います。
日焼け止めにトマトジュースが効果あり?
日焼け対策に効果がある食べ物の1つは、トマトです。
トマトが日焼けに効果的なのは、トマトに含まれているリコピンは、
メラニン細胞を抑制する効果や活性酸素を除去する効果があるからです。
日焼けの原因となる紫外線は、3種類あります。
そのうち、紫外線C(UV-C)は波長が短いので地表まで届きません。
それ以外の紫外線A(UV-A)と紫外線B(UV-B)が、皮膚に悪影響を
及ぼすことが明らかになっています。
肌が紫外線を浴びると、肌の細胞を紫外線から守るために
皮膚の表面に活性酸素が発生します。
すると、今度は活性酸素の刺激により、メラニン色素が生成されます。
そして、このメラニン色素が紫外線を吸収して皮膚を守ってくれます。
これによって、日焼けをすると肌が、黒ずんでくるのです。
したがって、これらを抑制してくれるリコピンを含んでいる
トマトが効果的なのです。
そして、リコピンの理想的な1日の摂取量は、15~20mgで、
トマト2~3個分になります。
2~3個を食べるのって、結構たいへんですよね。
そこで、おすすめはトマトジュースです。
自分でも簡単に作れるうえに、食塩の量なども好みに調整できるので
特におすすめです。
フレッシュトマトジュースの作り方
トマト2~3個で約1杯分のフレッシュトマトジュースを
作ることができます。
まず、へたを取り除きましょう。
へたには雑菌が多いのに非常に洗いにくいので、夏の暑いときなどは、食中毒を
引き起こしてしまう可能性があります。
次に、4~6等分し、ミキサーに入れて撹拌します。
最後に、氷を入れたグラスに注げば出来上がりです。
トマトは、皮をむいて作れることによって、より飲みやすくなります。
また、お好みでレモンを絞って入れたり、、塩を少々入れても
美味しく飲むことができます。
ただし、塩の入れすぎには要注意です。
血圧の上昇を招く可能性がありますので、味を調える程度に、
ほんの少し入れるのがいいでしょう。
トマトジュースの効果的な飲み方は?
せっかく作ったトマトジュースですから、より効果があるように
飲みたいですよね。
そのために必要なのは、オリーブオイルです。
オリーブオイルは、リコピンの吸収をアップさせることができます。
ですので、オリーブオイルを2~3滴たらすことで、
一番重要な栄養素のリコピンを効率よく吸収できるのです。
また、飲む時間によっても、体内への吸収が違うようです。
カゴメの研究によると、朝が一番リコピンの吸収がいいとのことです。
朝から、フレッシュトマトジュースを飲むことで、
気分のフレッシュになって1日がんばれそうですね!!
まとめ
トマトは、日焼け対策にも効果があります。
1日の理想的な摂取量は、2~3個です。
摂り方のおすすめは、フレッシュジュースにすることです。
氷を入れて飲めば、気分もフレッシュできます。
また、オリーブオイルを2~3滴入れると、リコピンの吸収がアップ!
さらに、朝飲むことで、より吸収できます。
朝、フレッシュトマトジュースを飲んで、暑い日を乗り切りましょう!!