お風呂で疲れが取れるのはなぜか 今夜ぐっすり眠るための入浴法

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なんだかお風呂で体を温めた日の夜は、
シャワーで簡単に済ませた日よりもぐっすり眠れているような…。

それ、勘違いではないかもしれませんよ。

実はお風呂と睡眠には深い関係があったのです。

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お風呂に入るってどういうこと?

お風呂、気持ちいいですよね。私は大好きです。

しかし、忙しい方や一人暮らしをしている方では、
なかなか時間がない、面倒くさいという理由でシャワーだけ…ということもありますよね。

忙しく過ごしている時と、面倒臭いと強く感じる時。
実は共通しているものがあります。

それは、疲れ。
思い当たることはありませんか?

入浴している人が疲れていない、ということではありませんよ!
私も人並みくらいには疲れているはず…恐らく疲れているだろう…と思います。

疲れているのに、わざわざお風呂を用意して入浴しています。

なぜなら、入浴では疲れている方にこそ嬉しい効果があるからです。

入浴には3つの効果があります。

  1. 温熱作用 体を温めること
    体のコリをほぐしたり、疲れを取り除く効果がある
  2. 水圧作用 体にかかる水圧のこと
    血液やリンパの流れを良くし、心肺機能を高める効果がある
  3. 浮力作用 水の中で体にかかる重力のこと
    体全体の緊張がほぐれ、リラックスする効果がある

体温が上がると毛細血管が広がり、血行が良くなります。
血管などにも圧力がかかるため、手足にたまった血液が押し戻されるのと、
腹部にかかる水圧が横隔膜を押し上げ、呼吸の回数が増えるので心肺機能が高まります。

新陳代謝が良くなり、体内の老廃物や疲労物質が取り除かれ、
自律神経をコントロールする作用や、内臓の働きを助ける作用もあります。

湯船でも浮力が働いていて、体重は普段の10分の1~9分の1ほどになるんです。
体重を支えている筋肉や関節を休ませることができ、
筋肉や関節の緊張からくる、脳への刺激も減少します。

つまり、入浴し体を温めると、体のコリや緊張を解くことができ、
心も体もリラックスした状態になることができるのです。

お風呂に入ることは、一日頑張った自分を労わることと言えますね。

お風呂に入った時の「はあぁ~…」と声が出てしまうような、
あの心地よさはこれらの効果によるものだったんです。

睡眠と関係している深部体温

赤ちゃんの手足がポカポカとしてきたら、眠る合図というのはご存知の方も多いですよね。
では、なぜ眠る前に手足が温かくなるのか、理由を知っていますか?

赤ちゃんと比べるとわかりにくいですが、
大人でも眠りにつく前には手先や足先がポカポカとしてきます。

人は眠る時に、手先や足先に体温を逃がすからです。

体温は主に2種類に分けられます。

  1. 体の表面の体温 皮膚温
  2. 体の中心部の体温 深部体温

私たちが普段検温するときには皮膚温を測っています。

皮膚温は昼間は低く、夕方頃から高くなってくるのに対し、
深部体温は日中は高く、寝るころには低くなるという1日周期のリズムをもっています。

体温を測るときにも、朝は低めで夕方や夜には高めになりますよね。

深部体温が眠る頃に低くなってくるのは、
昼間に活発に活動する臓器や脳(体の深部)が、
温度を下げて(表面に熱を逃がして)休ませることで疲労回復するからです。

血液に熱を乗せて冷えやすい手先や足先に運び、冷えた血液をまた戻すことで深部体温を下げます。

深部体温を下げるのは寝るための準備ともいえるので、
きちんと下がらないと睡眠に何らかの障害が出やすくなってしまいます。

  • 深い眠りにつけなくなる
  • 夜中に目覚めてしまう
  • 疲れが取れない など…

せっかく眠っても、これでは気持ちよく目覚めることができません。

深部体温をコントロールするための入浴

深部体温を下げるための、より効果的な入浴方法をご紹介します。

  • 温度は40度前後
    お風呂の温度は40度前後が適しています。
    それ以下だと深部体温が上がりにくく(低下もしにくい)、
    それ以上だと興奮してしまい、目がさえてしまいます。
  • 入浴時間は最低でも10分
    深部体温を上昇させるためには、10分以上の入浴が必用です。
    リラックスや疲労回復の効果を上げるためには、
    さらに長い時間入浴してもOKですが
    1時間以上の入浴はお湯の温度の低下に伴い深部体温が低下してしまったり
    疲労回復のつもりが逆に体力を消耗してしまったり、
    毛穴が開いていることで、乾燥肌の原因になってしまったりと
    デメリットが増えてくるので注意が必要です。
  • タイミングは寝る30分前がベスト
    入浴後すぐには、深部体温が下がりにくく睡眠の準備がうまくいきません。
    ある程度体のほてりがなくなった頃、
    入浴してからおよそ30分くらい空けて眠るのがオススメです。
  • 入浴中の照明を工夫する
    白い光を浴びると睡眠ホルモンの分泌を抑制してしまうのでオススメできません。
    私が良くしているのは、脱衣所の電気をつけて、お風呂場の電気を消してしまう方法です。
    これはかなりオススメです。
    時間があるときにはキャンドルをつけて、ゆらりと揺れる火を見ていると、本当にリラックスできます。

また、バスタブにアロマオイルを垂らすのも良いです。
ポピュラーなラベンダーはもちろん、女性であればローズやイランイランも
リラックス効果が期待できます。

そして、音楽を聴くことができるなら、穏やかな音楽を流してみてください。
音量を抑え、音楽もクラシックなどを選び、脳を興奮させないようにしてくださいね。

まとめ

お風呂、入りたくなりましたか?

疲れている時こそ、忙しい時こそお風呂をオススメします。

薄暗いお風呂場にキャンドルを置いて、
穏やかな音楽を流しながら深呼吸すると、
すっと心地いい香りが体の中を満たすあの感覚は、
とても贅沢な気分で、リラックスできて、…最高に気持ちいいです。

どうしてもお時間がない時には、
ぜひお休みの日にお試しくださいね。

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