平均寿命と健康寿命の違いとは?その差や予防方法とは?

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日本人は、どんどん長生きになりますね。
非常に喜ばしいことではありますが、その反面、友人などから
苦労話を聞くこともあります。

「親が認知症になってしまった。」とか、
「寝たきりになってしまった。」などです。

長生きしてくれるのはうれしいけど、元気で健康な状態で、
長生きしてくれた方がいいですよね。

長生きの情報としては、平均寿命が話題になることが多いですが、
健康寿命も、もっと話題にした方がいいと思います。

では、その違いなどをみていきましょう。

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平均寿命と健康寿命の違いとは?

平均寿命と健康寿命の違いは何のでしょうか。

●平均寿命
その年に生まれた0歳児の平均余命のことで、現在における死亡状況が
今後変化しないと仮定したときに、何年間生きられるかという期待値です。

●健康寿命
平均寿命の内で、健康で自立した生活を送ることのできる期間です。

つまり、平均寿命は命がある間のことを指し、どのような状態で命があるかは
問題にしていません。

それに対して、健康寿命の場合は、多少の持病などがあったとしても、
普通に日常生活が送られる状態にある期間を指します。

では、平均寿命から健康寿命を差し引いた期間、いわゆる『不健康期間』は、
どのくらいあるのでしょうか?

平均寿命と健康寿命の差は?

●平均寿命(2014年調べ)

男性 80.50歳
女性 86.83歳

●健康寿命(2013年調べ)
男性 71.11歳
女性 75.56歳

となっています。
なんと、日本の健康寿命は、世界188ヵ国でトップだったようです。

しかし、平均寿命と健康寿命との差をみると、
男性 9.39歳
女性 11.27歳

となっていて、男女とも約10年間も要介護や寝たきり状態など、
自立した生活を送ることのできない『不健康期間』があるのです。

介護する人の金銭的負担や肉体的負担、そして精神的負担が
生じていることがわかります。

不健康期間を短くするために気をつけることは?

気をつけるべきことは、やはり健康にいいとされる栄養素をとったり、
運動や睡眠など、健康にいい生活習慣を心がけることです。

また、転倒したりして骨折してしまうと、それを引き金に
寝たきり状態になってしまう可能性もあります。
それを防ぐために、足腰を鍛えておくことも大切です。

あとは、定期的に健康診断や人間ドックを受診して、自分の体の状態を
知っておくことです。

もし、問題があったとしても、「早期発見」「早期治療」をすることによって、
大病になるのを未然に防ぐことが可能になります。

まとめ

平均寿命は命がある間のことを指し、健康寿命の場合は、
自分で日常生活が送られる状態にある期間を指します。

平均寿命と健康寿命の差は、誰かの世話がないと生活できない
期間を示していて、約10年くらいあります。

この差を縮めるためにも、普段の生活習慣に気をつけ、
また、健康診断などで、自分の体の状態を知り、治療の必要があれば
早期治療していくことなどが有効になります。

健康な長生きを目指して、生活習慣を見つめていきましょう!!

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